マルチリンガルになるなら勉強はしちゃダメ!?体感を磨く!
マルチリンガルになるためには、ものすごく勉強しなくてはいけないと思っている方がほとんどだと思います。ですが意外にもマルチリンガルになった人は、一生懸命勉強していない人がほとんど。
会話は、勉強ではなく、体感で磨くもの!
水泳で例えると、
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あなたなら、「泳げるようになりたい!」と思ったら、どちらを選択しますか?
①勉強…先生がいて、机に座り、水泳の教科書を開いて、文字を見ながら、解説してもらい、教えてもらう。
②コーチのもとで、実際にプールに入って、体を動かす
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もちろん②番。泳ぐには知識だけでは駄目ですよね。体を動かさないと…
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水泳では、全員の方が②番を選ぶと思いますが、英会話では①番が良いと思っている方がほとんど。発想の転換をしないといけないのです。
勉強ではなく、体感を磨こう!
もう少し、詳しく例えてみましょう。
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勉強とは先生がいて、知識を生徒に伝える。
例えば、クロールを泳げるようになるために、教科書に
「クロールの正しいフォームを勉強しましょう。身体が水平になるよう姿勢を保ち、水をかく時は、ひじから曲げて伸ばしましょう。水を後ろにかいて、押すことで、前に進みます」と書いてあります。それを先生が解説します。泳いだことのない子どもは、経験がないので、当然わからないから、質問します。でも百聞は一見にしかず。体験しないと、泳げるようにはなりません。なぜなら、陸の上の環境と、水の中の環境では、環境が全く違うので、使う筋肉が違うからです。
同じように、英会話ができるようになるには、英語の環境の中で、体の動かし方、使う筋肉を鍛えないことには、英会話ができるようにはならないのです。筋肉と体力がつくには、時間がかかります。
ですから、先生は必要ありません。テストもない方がいい。どれくらい理解できたかを確認したくてテストがありますが、間違いなく子どもは英語嫌いになってしまいます。それに検定試験に受かって、親は喜びますが、だからといって話せるのかといったら話せません。子どもの英語(マルチリンガル)を育てるには長期戦です。いつも試される環境にあるのではなく、お友達がいるから、お友達と遊ぶために必要な言葉であるべきです。
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実際に水の中(外国語)の環境で泳ぐ(話す)練習をしてみよう
陸の上でできたことも、水の中の環境では、呼吸の仕方から全く違います。同じように、外国語を話せるようになるのに、日本語を介していては、いつまでたってもわかるようになりません。「わからない」ことは、悪いことではなく、「始まり」なのです。最初は、単語すらわからない。だけど、親しい仲間・家族の中では恥ずかしいことではないし、逆に愛される。皆から、可愛いな!って思ってもらえます。
ジェスチャーは動きの言葉。ジェスチャーでだって、言いたいことをどんどん伝えていくうちに、言葉を引き寄せ、自分にとっては必要な単語(言葉)となり、記憶に定着していきます。
大人も子どもも、多言語の中では、赤ちゃんのようにスタート。ゼロからスタートします。水泳も浮き輪を使っていては、いつまでたっても泳げるようにならないのと同じで、外国語会話で文字の浮き輪に頼るのは、いつまでたってもわかるようにならないのです。