記憶は色あせない

記憶は色あせない

全国ワークショップ(2022年3月14日)で、感動した話。

 あるお母さんが、TVで多言語を聞くと、「これは、タイ語だな」「これは、スペイン語だな」とわかってしまう。だけど、旦那に聞くと、「国旗を見ないと、これが何語なのかはわからない」と言っていた。

自分にとって、聞いたら、何語かわかるという感覚は当たり前だと思っていたが、一般の人には当たり前じゃなかった、なんでだろう?と思った。

5歳~5年間、ヒッポをやっていたそのお母さんが、25年ぶりにヒッポに出会って、ファミリーの体験会に参加したら、細胞から湧き出るように、多言語(ことば)が湧き出てきた。

25年続けているメンバーに会ったら、その人の記憶と共に、ぶわーっと多言語がよみがえったそう。

人間なら、誰もがやってきた赤ちゃんの方法で、ことばを習得する。

⇒自然習得とは

勉強は努力が必要。単語を暗記して、積み重なるうちに、すぐに忘れてしまう。

だけど、自然習得で、ことばを蓄積していると、人の記憶に忘れずに残っていく。幼少期だったので、強制されることもなく、ただ楽しかったのが記憶に残っている。

ことばの蓄積、毎日コツコツするのがいいとわかっていても、1人で暗記のように単語を覚えるそばから、忘れていくのとは違い、

人間は人との思い出と共に「ことば」がセットで記憶に残っているようだ。

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