世界がもっと身近になる

私が25歳くらいの時に、ようやく家にパソコンが来ました。日本でインターネットが始まって、ずいぶん経ってから、わが家にパソコンが来ました。その時はまだ、ノートパソコンではありませんでした。携帯電話も持つようになったのがその頃(大学生)でした。

それから、時代の進歩はすごくて、世界がもっと身近になっているのを感じています。

例えば、今、高校1年生の息子がいるのですが、VRでアメリカとつながり、バーチャル世界で会い、英語で会話を知らないアメリカ人アバターとする。

それから、ゲームの世界も、今や世界とリアルタイムでつながり、今、試合できる人と世界中からつながって、ゲームをする。会話も英語、スペイン語、韓国語と色々だったりします。チームを組んで闘うゲームも、言葉がわかるので、大体こんなことを言っているなとか、作戦までわかってしまったりするそうです。

そんな話を息子たちから聞いたり、様子を見たりしていると、自分の時代とは全く違うなぁと感じます。

コロナ禍で始まった、オンライン交流も、今や簡単に世界中の人達とつながって交流ができてしまう。外国に行くには飛行機に乗らないといけなかった時代だったのが、今や、家の中に居ながらにして、世界の人と交流ができてしまうのです。

進化が早いので、「お母さんが子どもの頃はね」という考えで、自分の時代とは違う今の進化が受け入れられなくて、新しい文化を否定してしまいそうになってしまいます。

ゲームはよくないと叱っても、お友だちとのコミュニケーションツールになっているので、自分の頃は、外でボールで日が暮れるまで遊んだよ!と言っても、外に友だちはいない現状があります。

今の子ども達を見ていると、これからの時代は、記憶力や偏差値だけが大切なのではなく、

世界が身近になるからこそ、必要になってくるコミュニケーション能力や、EQ、発想力、問題解決能力などの非認知能力が重要になってくるのではないかと感じています。

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