人との交流が、ことばの輪を広げていく

人との交流が、ことばの輪を広げていく

2022年のお正月は、長野県は大雪でした。暖らん・ふるさとキャンプに参加した親子の話。1歳と3歳のお子さんを持つお母さんが、雪で思いっきり遊んで帰ってきて、3歳のお子さんが、今まで日常使わなかった言葉がどんどん飛び出していることに気が付きました。

お正月なので、おじいちゃんに会ったら、おじいちゃんの髪を見て、「雪が降ってるね」と言い、お馬さんに反応するようになったり。

親子で同じ体験をしたから気が付くのだけど、暖らん・ふるさとキャンプでは、モンゴルの方が馬頭琴を引いてくれたそうです。お馬さんに反応するようになったのは、そのモンゴルの方のお話を聞いたからかなぁ…とか、雪もすごかったので、ゲレンデまで行かなくても、民宿の目の前で、鎌倉や雪ダルマを作ったり、雪合戦をしたり…雪合戦も雪玉が、雪がふわふわなので、空中で分解しちゃって、雪合戦にならないことに笑ったり…

大人もいつもは、子どもを見守る立場だから、体力を残して遊びには見ていることが多いけど、民宿のお父さんお母さんが美味しいご飯を作って待ってくれていると思ったら、大人の自分も仲間と一緒に思いっきり集中して、童心に帰えれて、遊ぶことができたそう。。。

宿で、イギリスに数年、その他の国に数年赴任生活をしていたお父さんも、自然と宿で英語で話し、インターナショナルスクールに通っている小学生も英語で普通に話す。宿で、多言語活動していると、何語で話しても大丈夫だと思うと、自然と英語も、何語でも飛び交う言語場になる。

そんな中で数日、キャンプを過ごしてきた3歳の我が子の言葉の背景には、楽しい思い出と仲良くなった宿の仲間との思い出が詰まっている。

言葉は、人が持っている。

交流することで、言葉が増える。

日常に戻った時に、ファミリーの仲間に、体験をシェアすることで、自分の体験が皆のものになる。

そうやって、言葉は人からもらい、もらった言葉を人に広げることで豊かな環境、言語場ができる。

言葉と、人間を自然科学するヒッポファミリークラブ。正式名称は、「言語交流研究所ヒッポファミリークラブ」。

言葉(日本語ももちろん、英語も多言語も)は、交流することで、人の中で、自然に豊かに育つのです。

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