2022年太湖サマージョンキャンプ②

2022年太湖サマージョンキャンプ②

8月1日初日

その日の夕飯は、バーベキューでお出迎えでした。長野県の美味しい野菜とお肉に鼓。

そして、旗作りでは、アイデアを出す前に、考えて来てくれた子がいて、その子のアイデアで話が進み、あっという間に旗が来上がりました。皆の手形を書いて、名前と、顔写真を載せる。顔写真は用意してきてくれて、持って来てくれていました。旗が出来上がると、一気に気持ちも盛り上がる!次の日からの活動が楽しみに!

花火タイム

照ちゃんが花火を用意してくれていました。火の玉だったり、変わった花火がたくさん。子ども達は各グループ代表がじゃんけんして好きな花火を選びました。そのじゃんけんが、めっちゃ盛り上がってました。

高校生しの君が、ナイアガラ花火を準備してくれてました。 火の玉は、不思議な感じに皆キャーキャー言ってました。夏の風物詩。私は、我が子が大学生と高校生なので、もう手持ち花火をしない世代。懐かしいなと思いながら、子ども達との花火は楽しかったです。

8月2日(火)

その日のスタートは、子ども達の声でした。私が泊まっていたのは、新館ではなく、本館の離れ。新館の方の部屋の子ども達男女が朝の5時半から、キャーキャーと大騒ぎして廊下を歩く。「ここが、グループフェロウの部屋~?」と明るい元気な声で目が覚めました。今、何時?と聞くと、「5時半」と悪びれもなく答える子ども達。笑 まだ起床時間1時間前なのに、「寝れない!」と、楽しみすぎて興奮気味の子ども達が、もう起きて、遊び始めます。外に行ってサッカーしてもいいか?とか、無茶な質問に、年齢ギャップを感じながら、「GFが一緒に行かないとダメだから、もう1時間我慢して!」となだめます。高校生の元太湖の先輩しの君も今回の太湖サマージョンスタッフとして、同行してくれました。しの君はさすが若い!朝からランニングがしたい!と、子ども達の相手をしてくれます。普段サッカーで鍛えている男の子たちは、しの君の提案に大喜び。

朝ごはんでは、牛乳君が食事の挨拶を中国語で言ってくれます。皆は、それをすごいなぁ~と憧れの目で見ながら、真似して、復唱。太湖の日記P2にも載っていることを後から知りました。

食事の挨拶

この食事の挨拶で、太湖だと再認識。私は、昨年サマージョンを経験しているから、場所も、宿も同じ、しかもサマージョンのメニューもあって、区別がつかなくなりそうな所だったけど、中国語を聞くと、同じ場所なのに、違う空間に感じました。

この食事の挨拶が、後に変化を生みます。

2日のカリキュラムは、午前:筏作り、午後:野菜の収穫と、自然美術。 食事の後に、牛乳君が経典~大学1と2~を朗読してくれました。フリガナも打っていない中国語をさらさらと読む牛乳君は中3男子。初代太湖に参加した時は5人からのスタートで、2回、3回目は前期後期と参加。その中で、毎年のように参加していた太湖の授業を受けて、自然に言えるようになったと話してくれました。その姿が本当にカッコイイ!! 小学生から彼を知っていたけど、こうやって経典を読んだりする姿は初めて。皆、牛乳君の後に、続いて読みました。それが、なんとも楽しくって!オンラインでは、なんだか大変だなぁという感じだったのが、こうやって皆で同じ音を出すと、コーラスしているみたいでなんだか楽しい。不思議な感覚。

2日目午前:筏作り

バスに乗って、宿から北竜湖へ移動。北竜湖は、龍の伝説が素敵で、上から見たら♡の形をしている何ともロマンチックな場所。バスの中で、熱中症の注意事項を子ども達に伝えたけど、午前だったためか、昨年は午後だったからか、思ったより、蒸し暑くもない。

 二名さんと、息子さん、ヒッポのスタッフが準備してくれた筏の材料を、説明書もなく、大人の指導もなく、サマージョン経験者の子ども達が考えながら、筏を組み立てていく。木材に穴が開いているから、ここの場所じゃないか?と考えながら。

さすがに、ロープの結び方は、ボーイスカウトでもないとわからない専門知識。そこは二名親方が伝授。子ども達は見様見真似で結んでいく。筏が分解しないように、力も必要で、小学生の子ども達には、少し大変な作業でした。

皆でわいわいと話しながら、筏は出来上が定来ました。 A班とB班合同の筏に、全員乗って、昨日作った旗も持って記念撮影。筏が沈まないか、皆が不安になりながらも、乗ってみると、ちゃんと浮く!筏作りは、子ども達にとって、最高の冒険になった様子でした。

昼ごはんは、宿に戻って、カレーライス。カレーは皆が大好きで、3~4杯とお代わりしていました。中には5杯おかわりした子も。そして、また食事の挨拶。次は、うろ覚えだけど、小学生で言える子が前にでて、代表で言ってくれました。牛乳君に続いて、すごいなぁと感心。

そして、静定タイム。漕ぐのに疲れて、ぐっする眠ることができました。自分の部屋で、館内放送を使わせてもらって、静定タイム。グループフェロウは皆疲れてました。この時間があったから、午後も頑張れました。

午後からは、野菜の収穫。野菜の収穫も、80人分となると、宿の畑では賄えないので、バスで移動。農園での収穫となりました。レタス、プチトマト、マイクロきゅうり、じゃがいもを収穫。マイクロキュウリは、初めてみました。その場で食べてみたら、キュウリの味だけど、少しすっぱい。珍しい。初めてのものに出会うと、ワクワクしますね。レタスも、3種類から選べて、チャオチャオという食べたことのない初めての品種が人気でした。子ども達は、「レタス採ったど~!」と、レタスを上に掲げて、記念撮影。ジャガイモ堀りでは、たくさん出てくるジャガイモに喜んでいま した。どの野菜も獲れたてで、東京のスーパーで見るより、美しい。

マイクロキュウリ小さい~!
レタス採ったど~!
畑の中で自然アート作成

自然アート

制限時間15分で、白紙の上に、落ちている野菜や草花で形を作るアート。野菜の収穫で、ホクホクしていた心は、一気に、ゲームをする子ども達の顔つきに。落ちている材料を拾ってくる子と、白紙の上に、デザインしていく子に分かれ、どんどんと出来上がっていく。何を作っているのかと尋ねたら、「鳥」だそう。大人の発想にはない。大きなウリを鳥の胴体に見立て、皆で作り上げていった。そこに置かないで!と怒ることもなく、ボンボン材料を集めてくる子も、適当に白紙に置きながら、置きなおされた子も文句も言わず、ただ制限時間いっぱいに皆でやっている。なんか普通の光景だと思うけど、これ普通じゃないのでは?と少なからず思う。デザインしている子はこだわっているはずだし、石やら、草やらボンボン置かれて、デザインが台無しになる時もあったけど、怒らない。ただ落ちている材料を集めてくるのが楽しい子もいれば、ずっと探している子もいたり…と、様々なんだけど、何となくグループでまとまっているのも感じながら、テーマにした「鳥」を皆でわいわい話しながら、作り上げていた。

あとから、見たら、どのグループの自然美術も素敵でした。

宿に戻ると、お風呂と食事タイム。もう皆くたくた。目まぐるしいカリキュラムに、ついて行くのが必死。子ども達は、それでも元気!あのエネルギー、分けてもらいたい!笑

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