2023年9月23日ファミリー活動
※読みやすいように、ニックネームや登場人物を太字にしています。
通常、地域の皆が集まって活動する場所を「ファミリー」と呼んでいます。なぜファミリーと呼んでいるかというと…、多世代が集まって、いわいる語学教室みたいな雰囲気ではないから…とぉ~っても、あっとホームな雰囲気なんです!やっぱり「ことば」を育てる場は、温かい雰囲気でなくっちゃ!!
一番乗りは、中学生と小学生の姉弟。中学生になったフルーチェは弟小2のガーリックと一緒に一番乗りでファミリーに来てくれました。自己紹介の紙芝居をリニューアルしたよ!と見せてくれ、趣味の所も6回変わっているとその変遷を見せてくれました。笑 好きな物に、ポケモンのモンスターがあって(すみません、私はわからなかった…)高校生の息子が知っているので小学生と対等に話していて、世代ギャップを感じました笑。多世代で活動する意味もここにあると思いました。世代で話す話題が全く違う~!でも色んな世代がいるから、本当、いろいろ教えてもらって、皆の話から自分の世界も広がっています。
しばらくガーリックの話を聞いていたら、イールとE君親子が登場。いつも早くから来てくれて謝謝です!小5男子E君は、いつも「疲れた~」と言うわりに、ファミリー大好きな様子が嬉しいです。
今日も多世代が集まります。皆がパラパラ集まるので、最初に来てくれたメンバー達と一緒に多言語で遊び始めました。最初に「何する?」と聞くと、高校生の息子が「筋トレしたい!」と言い出し、「そんな遊びはないよ」と皆に言われつつ、多言語の音楽使って「筋トレ遊び」を作ったらいいんじゃない?ということになって、中学生のフルーチェが「曲はソーラン節がいい!」というので、ソーラン節で筋トレすることになりました。(何の話だ!?笑 しばらくお付き合い下さい)曲をかけて筋トレは、やりにくかった様子で、結局「いきなりは遊びは作れない」ということで、ただソーラン節を踊っていたら、大学生の長女が久々にファミリーに登場。趣味はバチャータというスペインのダンスで、彼女が踊り出すと、ソーラン節が綺麗なバチャータという踊りになって、皆から「手の動きが違う!」と大爆笑。。。
いつもの遊びも、皆で意見を出し合って、毎週同じことをやるようで、全く違ったものになったり、雰囲気も変化します。ファミリーは、創造活動です。
そして、また息子が「カナダのあっち向いて、ホイ!が楽しいから、やろうよ!」と言い出し、説明を聞くと、小さい子には難しいから中学生以上の大人がまずやることに。最初にじゃんけんで、どちらから指さすかを決めた後は、じゃんけんはしないでやります。早いテンポでの「カナダのあっち向いてホイ」は少しルールが難しいけど、慣れるとめっちゃ楽しい♪私も20年間色んな海外の遊びを見てきましたが初めて見ました。笑
楽しい雰囲気になったところで、小さい子達向けには「韓国式あっち向いてホイ(チョンチョンミ)をしました。幼稚園のピータンは、じっと相手の指を真剣に見つめるので、どうしても指さす方向に向いてしまって可愛かったです笑。その後お話タイムの時も、長女(大学生)と幼稚園児のパンちゃんは一緒にチョンチョンミをしていて、その様子も可愛かったです。笑
それからモンゴルに行ったつもりで、モンゴルSADAをして、遠かったモンゴル語がすごく近くになってきて、知らない言語も皆と遊んでいるうちに、知っている言葉になってきて楽しくなります。
皆でいっぱい遊んだ後は、皆で色んな言語を聞いて、多言語を真似っこしました。スペイン語を久々にやろうかなぁ~というラテ。何か国語か皆でメタカツした後は、1対1でペアになって、メタカツしました。(ことばをCDそのまま真似をして歌を歌うように言ってみることを「メタカツ」と言ってます)
そしてモンゴル交流に行ったチヂミと、Fちゃんに話してもらいました。チヂミは、小4の娘と一緒にモンゴルへ。飛行機の中からモンゴルの大地を見ると、黒い影があって、何かな?と思ったら、「雲の影」だったそう。建物も何もなく緑の大地なので、「雲の影」が綺麗に見え、モンゴルに到着する前にモンゴルの壮大さを感じたそうです。
そして、ゲルのあるキャンプ場に着くと、一面みどりに見えたけど、実はお花が沢山咲いていて、とても美しかったそうです。そのお花で、とっても大きなリースを作ったり、羊肉を塩ゆでして食べたり、馬に長距離乗ったり…。かくれんぼを草原でやってみたい!と子どもが言って、皆でやってみたけど、草原だから隠れるところは無く…鬼ごっこになったとか。また、馬乳酒を飲んでみたら、すっぱくて炭酸になっていたそうです。(馬乳酒は、日本に持ち帰った日本人が、日本人向けに改良して、カルピスとして販売しました。そのもとになった飲み物です)
またウランバートルの街の方でもホームステイをして、独身女性のお家で小4の娘Hちゃんと一緒にステイ。チヂミはモンゴル語は片言だから、彼女が韓国ドラマが好きで韓国語が話せたから、結局、モンゴルに行って、韓国語でたくさんおしゃべりをしてきたよ!と話してくれました。看護婦さんだったみたいで、モンゴルの事情とか沢山おしゃべりができたそうです。英語ではなく、韓国語でコミュニケーションを取る。チヂミも多言語人間なので、相手と一番コミュニケーション取れる言語で交流する。さすがは「ヒッポ」の活動だな!って思いました。そんな楽しかった思い出を溢れるように話してくれました。
同じくモンゴル交流に行ったFちゃんは、なんと御年80歳!彼女は色んな国に行っているレジェンドな人!モンゴル交流は総勢80名の大所帯だったけど、一番上は81歳の方で、一番下は1歳の赤ちゃんだったそうです。Fちゃんは山登りを皆でして、山の頂上から一面モンゴルの景色を見たのが美しかった!とか、ゲル訪問が楽しくて、それぞれのゲルに入ると雰囲気が違って楽しかった…とか、朝起きると、馬が草を食んでいて、馬はとてもおとなしくて可愛かった…1歳の赤ちゃんが、モンゴルのすっぱいチーズを食べて、「うまっ!」と言って、皆を和ませたそうです。何を食べても「うまっ!」というその赤ちゃんは、モンゴルの子になっているね!と皆で言ってたそうです。たくましいですね~!(普通、違う言語が聞こえるところに行くと、赤ちゃんは泣きだしたりして大変なのですが、流石はヒッポのメンバー!!その子のお家も多言語がいっぱい聞こえる環境を作っていたのでしょうね。。。)
モンゴル語も面白くって、Fちゃんはクイズにしてくれました。「ウランバートル」という街がありますね。意味はどういう意味でしょうか?①緑の大地②黄色の…③赤の… といった感じでクイズにしてくれたら、小学生たちが喜んでいました。クイズ、子どもは大好きですね!モンゴル語のCDの中にも出てくるから、皆でまた聞くのが楽しみになりました。
そして、シガレッテはTVでちょうどタイムリーにやっていた「世界ふしぎ発見」でモンゴルをやっていたので、そこからクイズにしてくれました。タルタルステーキはモンゴルが発祥で、西に渡って、なんの料理になったかがクイズでした。もう1問は忘れちゃったので、また来週してもらおう!TVで見た情報も、身近にモンゴルに行って、実際の体験談を聞いた上だと、本当に自分にも身近になってるから面白いです。
楽しいモンゴル交流のお話をたっぷり聞いた後は、皆からも話してもらいました。高校生の息子は多言語スピーチ大会(LMP。3言語以上でスピーチをします)に出場することを、カナダ留学前から決めていて、留学中は何を話そうかな?と考えていたそう。自分が皆に伝えたいメッセージを皆に言って話してみました。大人の皆さんからアドバイスや意見をもらい、具体的にスピーチを作っていく段階に入りましょう…ということに。
ラテからは、ハロウィンが近づいてきたから、今年のハロウィンはどうしましょう!と話してくれました。そして、今週水曜日にあった「多言語であそぼう」会で、小学生中心に多言語でたくさん遊んで、Fちゃんのお話をその時も聞いて、クイズも聞いたけど、子ども達は走り回っていて一見全く聞いていなかったのでは?と思ったけど、さっきFちゃんがクイズをやったら、クイズは全問正解!話を聞いていたんだ!ということに驚きました!と話してくれました。
長女は1年ぶり?半年ぶり?くらいにファミリーに参加。最近大学で勉強している心理学の話や趣味のバチャータの話を英語で話してくれましたよ~。そして、家に帰った時にファミリーの感想を言っていて、「子どもの頃は、ファミリーの2時間がものすごく長く感じたけど、今日、久々に行ったら、あっという間に終わってびっくり。大人と子どもでは時間の感覚が違うのかな?ファミリーってやっぱり面白いね」と話してくれました。2歳から、この環境で育った彼女ですが、子どもの頃に楽しいヒッポと大人の時に楽しいヒッポではまた楽しみ方が違ってきます。
イールは、お仕事で海外に行くことが多いお父さんメンバー。コロナ禍で海外出張がなかったけど、最近はまた再開してきたそうで、今度もヨーロッパへお仕事だそう。そんな世界を普段から見ているお父さんから、息子へLMPスピーチ大会の話を聞いてのアドバイスをいただきました。
最後は、締めSADAで、イエローキャットをモンゴル交流バージョンで。「シャルモル」とモンゴル語を言って遊びました!
皆の話を聞いて、私も上海に行った話をしたかったのですが、時間がいっぱいでできなかったので、また来週話したいです!私も話が尽きません~笑
今日も盛り沢山な内容のファミリーで楽しかったです♪