4年ぶりのMITスザンヌ教授の来日で

 4年ぶりのMITスザンヌ教授の来日で

 2023年6月26日東京都渋谷区・国立オリンピック記念青少年総合センターにて、MIT(アメリカ・マサチューセッツ工科大学)スザンヌ先生が、4年ぶりに日本に来日され、午前・午後とワークショップがありました。平日にもかかわらず、メンバーや、新しい体験の方も、リアル参加は250人くらい、オンライン参加は日本全国、世界からも600人くらいが参加されました。

 コロナ開けて、4年ぶりの先生の来日は、本当にご褒美がもらえたようなワークショップでした。そして、スザンヌ先生だけでなく、東大の脳科学の酒井教授、上智大学の木村先生、アメリカヒッポからエリザベス、メキシコヒッポからハビエル家族、音楽家の坂田さん、岐阜薬科大学教授の長江先生もご参加。オンラインでは、アメリカ留学コーディネーターの夏目さん、レッドランズ大学の名誉教授の大和田先生もご参加いただきました。

 コロナ禍で、日本のヒッポの言語環境は更に豊かになり、その進化した話も、スザンヌ先生にも聞いてもらいました。そしてスザンヌ先生のお話をたっぷり聞きました。

 アメリカ・マサチューセッツ工科大で長年にわたって「多言語」の研究を続けてきていたスザンヌ先生のお話は、とても圧巻でした。「多言語の習得をする活動をもし自分でやるとしたら、きっとヒッポのようなシステムにするだろう、ヒッポはとても革新的なことをやっています!」と、お褒めの言葉をいただきました。

 午後は、スザンヌ先生に質問タイム。その中で、印象に残ったことをシェアしますね。

質問者

言語習得の「習得」は、英語に翻訳すると「learning」か「aquire」、どちらがいいのでしょうか?

スザンヌ先生

どちらもぴったり来ないと感じていて、「happen」が一番ぴったりだと感じています。ことばは、人と人との間でコミュニケーションする中で生まれるものだからです。

 各先生が皆、SNSやAIによって人間のコミュニケーションが退化していく危機感をお話されていました。

 ことばは、人と人との間で「生まれる」、まさに「happen」ですね!

左からエリザベス、その隣がスザンヌ先生

      そして、司会メンバーと。

 

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