夢は、大学の第2外国語が選択ではなく、多言語習得授業の登場

夢は、大学の第2外国語が選択ではなく、多言語の習得授業の登場

第2外国語を選択する大学が多いですが、その意図は他の国の言葉に触れる機会を作るという意味なのでしょうか?それでしたら、3つのうちから1つの言語を選ぶのではなく、多言語に同時に触れる授業はいかがでしょうか?

多言語に触れることで、その国の文化や考え方に触れることができる。→「言葉は人の心の写し鏡」をご覧ください。

これから社会に出る前の大学生には必要な授業になるのではないかな?と思います。

言葉を色んな言語に翻訳すると、直訳できない言葉も出てきます。それは、その国にその文化や考え方がないために、1つの単語になっていないのです。(例:木漏れ日)

こんなエピソードがありました。ある小学校の校長先生が、外国人から英語で道を尋ねてきたそうです。先生も英語は勉強していたそうですが、聞いても全くわからなくて、困っていたそうです。そこに、ヒッポの小学生の男の子が通りかかり、校長先生は、その子が多言語活動をしていることをご存じだったそうで、

校長先生:「○○君、君は、この英語わかるかい?」

外国人:「〇×△~~?」

〇〇君:「校長先生、英語じゃなくて、これロシア語ですよ。駅はどこ?って言ってます」

と、いうエピソード。ヒッポのメンバーにとっては、聞けば、何語かわかるけど、日本の人はほとんど、

外国語=英語

と思い込んでいるのです。マルチリンガルにとっては、当たり前の感覚だけど、英語だと思ったら、違う言語で話しかけられていることにさえ気が付かないということもなくなります。

また、多言語を授業に取り入れるメリットは、多言語を聞くことで、英語が不思議とわかるようになるという変化が現れるのです。

多言語は、わからないけど、英語がわかる!という人が、続出!!

これは、多言語を聞き始めて、2~3か月ですぐに表れる一般的な傾向です。

そして、各言語の周波数と拍、リズム、スピードが違うので、色んな言語を聞くうちに自然とヒヤリング力がアップします。

将来、多言語習得の効果が一般的に認められたら、第二外国語ではなく、多言語習得授業が一般的になるかもですね!

多言語習得の授業のメリット まとめ

①多言語を通して、色んな国の政治的背景、文化、心などを知ることができる

②英語の習得に、多言語が役に立つ

③多言語があることで、耳が鍛えられ、ヒヤリング力がぐんとアップする。

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