シルクロードで言葉はつながっていた

シルクロードで言葉はつながっていた

2025年2月8日(土)は、親子ワークショップで、川崎地域から講師Yちゃんが来てくれました。Yちゃんの話は、本当に面白い!

メキシコの大学生(ヒッポのインターン生)を受け入れ、ホスト家族によって、話す日本語が変わっていく様子を見て、こうやって周りの家族のことばを吸収していくんだなという話が、環境の中で自然に言葉が話せるようになっていくプロセスの話が面白かったです。

そして、Yちゃんは、数年前にロシア(戦争が始まる前で、コロナ禍前)に小5の子ども達を2週間ホームステイに連れて行くGF(グループフェロウ)の話から、ロシア語が面白いという話。そして、コロナ開けに、カザフスタンとキルギス交流に行った話から、カザフ語とロシア語が話されている多言語国家で、カザフ語も話されているし、系統の違うロシア語を当たり前のように自在にどちらも話す多言語人間が、中央アジアから、シルクロードの地域にたくさんいることがYちゃんの興味を搔き立てたし、行きたいと思う原動力になり、本当にシルクロード地域の多言語人間の柔らかさに感動したなぁ~と思ったそうです。

シルクロードで、人々や物資が行き交わる中で、言葉も文化も影響し合っている様子を話してくれました。Yちゃんは、その他にも中国やトルコにも行ったことがあるので、カザフ語を聞くと、「あ!この単語は、トルコ語に似てる!あ!これは、中国語が由来かな?」と、こういう意味じゃないかと、初めて聞くカザフ語、キルギス語も大まかに意味がわかったのが面白かったそうです。多言語やっていて、本当に良かった~!と、Yちゃん。

Yちゃんの話は、本当に面白くて、大満足の1時間のお話でした!Yちゃん、謝謝です~。

Yちゃんのお話1時間聞いている間、幼稚園児たちは、少しもてあましてきたので、「世界一周すごろく」をしました。色んな国の名前がでてくるので、男の子が「ドイツ行ったことある!」とか、他の子も、「台湾ってどこ?」など、知っている国の名前がポンポン出てきていました。すごろくが終わった後は、「世界一周カルタ」をして、遊んでくれていました。

そして、今日は、親子ワークショップだったので、シガレッテがヒッポの説明を。安定の話し上手のシガレッテ。簡潔ですごくわかりやすい説明でした。そして、その娘しらすちゃん。昨夏小5で、台湾2週間ホームステイ。台湾で、ホストたちが、しらすちゃんより小さかったので、一人っ子のしらすちゃんは、台湾の家族の中ではお姉さん。ホストママは、翻訳機をすぐに出してくるけど、翻訳機がなくても、意味はわかった!と話すたくましさ。お別れの時は、ホスト家族全員が泣いて、別れを惜しんでくれたそうです。しらすちゃんも、ヒッポを始めたのは、年中さんくらいの時。今や立派なお姉さんになってしまいました。子どもが大きくなるのは、本当早いなぁと感慨深く思いました。シガレッテ親子の活躍、どうもありがとう!

そして、多言語あそびは、世界のことばで、じゃんけんを言ってみたり、世界の有名な音楽に合わせておどってみたり、多言語挨拶を言ってみたり、数鬼を多言語でしてみたり…多言語遊びのコーナー司会は、べりーちゃんが説明してくれました。

新しい体験の方も1家族お見えになりました。もう1家族は、インフルエンザのため、リスケすることになりました。そしてもう1家族も、どうしても都合がつかなかったので、また別日になりました。昔に比べたら、本当に、多言語に興味を持って下さる方が増えてきて、嬉しいです。何度か、多言語で遊んでもらえたらなと思っています~。

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