言語で年齢が変わる
2025年2月1日(土)マルチリンガル活動では、3月の親子ワークショップで話してくれる講師のNちゃんが、準備会で、親子ワークショップでは話さない、昨夏に行った台湾GF(小5以上をホームステイに連れて行くグループフェロウ)の体験談を話してくれました。
Nちゃんは独身時代からヒッポをやっていて、色んな多言語の経験が豊か。その中で、「言語によって年齢って変わるよね~」っていう話が出ました。
私もその経験わかる~!と共感だったのですが、すごく話せる言語(日本語が母語だから、日本語を話す自分は大人の年齢)でも、中国では、知っている音ばかりだけど、言葉は大まかにしかわからない状態(幼児の状態)、○○語は、小学生くらいかな?など、言語の経験数によって、本当に精神年齢って変わるのです。
Nちゃんも台湾では、ホスト家族は、家に泊めてあげたらいい…くらいな感覚だったけど、Nちゃんが、折角ホームステイに来たんだから、皆さんと一緒にいたい!と主張したら、家族が交代で、仕事の合間を縫って、観光に連れて行ってくれたり、ホストパパは、仕事にずっと連れていってくれた。建築業をしているホストパパだったから、棟梁として、がっつり仕事をしていたり、交渉ごとにも連れて行ってくれたりしたそうで、台湾の建築のお仕事を見た、なかなかできない経験をしたそうです。
Nちゃんも台湾語は、大まかにした理解できないと言っていました。だけど、その赤ちゃんのような状態だから、ホスト家族から可愛がられ、赤ちゃんのような状態だから、わからなくて当たり前、わかることだけがある世界、周りの大人を信じて、コミュニケーションを取っていく感じがまさに赤ちゃん。言葉の会話教室だと、きっとわからない単語が沢山出てきたら、落ち込んで、心が閉じてしまうけど、全身の感覚を研ぎ澄ませて、音を吸収していっていたようです。
講師Nちゃんの1時間の話を聴いた後、小6男子で今年夏オーストラリアに3週間行く予定のペッパーの感想は、「自分も今年の夏にオーストラリアに行くけど、オーストラリアで自分の実年齢は12歳だけど、何歳になるのかな?と思ったら、楽しみだ」と話しました。