脳科学的に「何歳でも習得が可能」が証明された

2024年1月24日ヒッポファミリークラブ本部にて、ヒッポファミリークラブとMIT・東大との共同研究で新しい論文が発表され、記者会見がありました。(すみません、URLを添付したかったのですが、うまくいかなかったので、ご興味ある方は、タイトルを検索して下さいね)

2021年春に英・Nature誌関連のScientific Reports誌に論文が発表されたのですが、今回は、その時には間に合わなかった部分(Stage 4)の考察、まとめ作業が続いていて、前回と同じScientific Reports誌に論文が公開されました!
今回の論文は、「多言語話者になるための脳科学的条件ー新たな言語の文法習得を司る脳部位を特定」というタイトルです。英語で書かれていますが、今回の論文で、「新しい言語の獲得に、臨界期がないという結果が得られました。言語の習得には臨界期があるのが一般常識ですが、それが覆ったことになります。」
前回の論文は、2021年の年間ダウンロードランキング(神経科学部門)でBest10に入るという大きな反響をいただきました。
今回の論文も同様に期待したいと思います。
私自身も多言語活動を始めたのは、30歳くらい。大人でも第3、第4言語当たり前に習得しています。習得できないのは環境がないからかな・・・と思います。
朝日新聞デジタルや、科学新聞(2024.02.02号)に掲載されました。
科学新聞↓
「新言語の文法習得を担当 東大など脳部位特定」
https://sci-news.co.jp/topics/8668/