モンゴル日本外交関係樹立50周年記念コンサート

モンゴル日本外交関係樹立50周年記念コンサート

2022年11月30日(水)夜、「モンゴル国立馬頭琴交響楽団演奏会」が渋谷NHKホールで行われました。モンゴルと日本が外交関係50周年記念だそうで、音楽で国際交流になっているコンサートは初めてでした。

モンゴル国大統領夫妻や、天皇陛下御夫妻が参加されていて(YouTubeはこちら)、格式高いコンサートだったのですが、本当に行けて「幸せ」を感じるコンサートで、胸が熱くなりました。といっても、私は、モンゴルにはいつか行きたいだけで、行ったことは無いのですが、胸が熱くなったのです。

天皇も、2007年に、この国立馬頭琴交響楽団で、「ビオラ」を共演されたそうで、その写真をパンフレットに紹介されていました。

モンゴル大統領は、28年前に日本の一般家族にホームステイした留学生だったそうで、そのエピソード(YouTube青森TV:こちらをクリック)も次の日に紹介されていました。日本のお父さんの勤労さに感動したり、日本の家族の温かさに感動し、「いつか日本の家族をモンゴルに招待したい!」と約束されたそうで、それが大統領になって実現したそうです。そんな背景のある大統領の来日。すごく親近感が湧きました。

モンゴルの音楽を聴くと、不思議と「草原」を感じました。アップテンポになると、不思議と「馬が書けている」イメージが湧いてきます。どの曲も美しいし、どの曲を来ても、「モンゴル」のイメージが浮かんでくる。すごく不思議でした。

音楽も言語と同じ

を感じました。イメージが湧く、イメージを共有する。面白い体験でした。

馬頭琴は、日本の小学3年生の教科書にも載っている「スーホの白い馬」のお話が有名で、馬頭琴は、バイオリンよりは低い音が出て、それも素敵な音が出ます。モンゴル語で、馬頭琴は、モリン(馬)・ホール(楽器)と言うように、持ち手の所が「馬の頭」に必ずなっています。モンゴルと言えば、「馬」と深く関わっているのは、イメージ通りですが、楽器までとは驚きます。そして、50周年記念に日本の「吉野杉」で馬頭琴を作り、初お披露目も。

そして、日本の子どもがトランペットを、モンゴルの子どもはピアノを弾いてくれました。曲も、友好の証に、「星に願いを」を演奏してくれました。小学生4年生くらいの子どもが弾いてくれて、日本とモンゴルの未来が、ずっと友好関係が続くことを願っての素敵な演奏でした。

第一部は楽団は黄色いモンゴルの民族衣装を、第二部では、楽団は、黒い民族衣装にお着換え。それも雰囲気が変わって、すごく素敵でした。

モンゴルなので、朝青龍や白鳳かな?のお相撲さんたちも、たくさん来てくれてました。でも客席はさすがに、おしりが入らないので、特別イスが用意されてました。

感動のコンサートが終わって、ロビーに出てからも、楽しみが!!モンゴルの方が民族衣装を着て、ロビーで話している様子が、すごくカッコイイ!モンゴルの民族衣装は、チャイナドレス風だけど、少し形が違い、腰にベルトをしていて、そのベルトもカッコイイ!そして、なにより、そのいでたちに足元は、ブーツ!かっこよすぎました。皆さんが女優や俳優さんに見えましたよ~。

ヒッポファミリークラブでは、来春に「モンゴル語」が22番目の多言語として、導入されます。そして、来年の夏には、パイオニアモンゴル交流も!ヒッポのメンバーはすでに多言語人間。新しいことばとの出会いを、皆でわいわい楽しみながら、ことばの習得を楽しんじゃうのだろうな!と思うと、わくわくします!

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